プロフィール

profile

辻 菜津美 (Natsumi Tsuji)
BSc, Dip.ABST, Cert.CN, CBATI-KA

経歴

  • 馬のトレーニングに従事する。
  • 犬の行動コンサルタントとして、他では解決できなかった深刻なイヌの問題を中心に受け入れる。
  • 犬の栄養のコンサルタントとして、獣医師と協力しながら、疾患を持つイヌ(腎疾患、心疾患、外耳炎、膀胱炎、皮膚炎、蛋白露出性腸炎、炎症性腸疾患など)の栄養相談を中心に受け入れる。
  • ドッグビヘイビアリスト育成の一環として、英国の国際教育機関Compass学科のメンター(指導者)として活動する。
  • アニマルトレーニング業界の世界の著名人の情報を日本に届けるために、翻訳(ポスター、記事、ウェビナーなど)を行う。


学び続け、共有する

動物の行動と栄養に関する研究を続け、
現場での経験を積み重ねる中で、
私は常に「より良い方法はないか?」
問い続けてきました。

知識や技術は、
現時点で最善と思われるものでも、
新たな研究や経験によって
塗り替えられることがあります。

そのため、私は常に学び続け、
自らの考えを見直し、
アップデートしながら進んでいます。

大切なのは、今持っている知識で、
「本当に動物と飼い主にとって
最良のサポートができているのか?」
考え続けることです。

単なる知識を提供するだけではなく、
個々の動物や飼い主に寄りそいながら、

情報を見極め、
自分で判断し、
最適な選択ができる力

を育むことを重視しています。

「知識は、共有することで価値が生まれる」

主な「認証&終了証」

Behavior Adjustment Training (BAT)
– CBATI-KA

世界的に有名なBATの認定トレーナーとして、日本国内で唯一認定を取得しています。
このプログラムは、100時間以上のコースワークを受講し、ケースレビューを作成する必要があります。BAT は、攻撃性、欲求不満、恐怖、社会化に最適なトレーニングと言われています。CBATI認定を取得するということは、厳格な行動規範と倫理規定に従い、継続学習によってアップデートしていることを意味します。

Companion Animal Sciences Institute(CASI)
Diploma in Animal Behavior Science and Technology (Dip.ABST)

日本人で、はじめて認定を取得しました。
このプログラムでは、犬・猫・馬・オウムを対象に、約600時間かけて、応用行動分析学の高度な内容を深く学びます。このプログラムを通して、複雑なケースでも効果的かつ効率的に行動を変えるための体系的な戦略を身に付けることができました。

DOG BEHAVIOUR COUNSELLING ASSOCIATION
– ドッグビヘイビアリスト

日本国内で認定を受けている数少ない一人です。
ドッグビヘイビアリストを多数輩出している英国のプログラムで、犬の行動やトレーニングに関連する学問分野を幅広く学ぶことができました。

Family Dog Mediation®
– FDM

日本国内で認定を受けている数少ない一人です。
このプログラムでは、「L.E.G.Sモデル」というレンズを通して、科学的根拠に基づいた最先端の理論を総合的に取り入れた内容を学びます。
単なる問題行動の修正だけではなく、犬と家族の関係性や環境要因を深く分析・評価し、根本的な解決を目指します。


南イリノイ大学
– Certificate in Canine and Feline Nutrition

日本人で、はじめて認定を取得しました。
(2位の成績でパスすることができました!)
このプログラムでは、犬と猫の基礎的な栄養学を包括的に学ぶとともに、臨床栄養学の原則と実践についても学びました。犬と猫の全てのライフステージと各疾患における栄養要件を包括的にカバーしており、実際にレシピを組む課題を通して、犬猫の食事管理と健康について、確固たる知識を得ることができました。

Companion Animal Sciences Institute(CASI)
– Certificate in Canine Nutrition (Cert.CN)

日本人で、はじめて認定を取得しました。
このプログラムでは、犬を対象に約250時間かけて、基礎的な栄養学と関連する学問分野について包括的に学びます。このプログラムを通して、犬の栄養管理における確固たる土台を築くことができました。

テネシー大学
 - Nutrition Case Management
このプログラムは、獣医師と獣医技術者向けに、獣医学における栄養学の総合的な知識を包括的に学びます。疾患に対する栄養の注意事項などに関して詳細に学ぶことができました。

はじめまして、みなさん!

私はこれまでに、おもに犬、猫、馬たちと関わり、
人と動物とのよりよい生活を学んできました。

動物とのトレーニングにおいて、
最初に私に大きな影響を与えてくれたのは、
馬たちでした。

幸運にも、自然の大地でのびのびと暮らす馬たちと
トレーニングに取り組むことができました。

50頭以上の馬たちから学んだことは、
動物の行動を観察する大切さです。

座学だけでは決して学ぶことができない
貴重な経験を通して、
現在の動物とのトレーニングにおける土台を
構築することができました。

アンディと出会いと挑戦

私の動物の「行動」と「栄養」に関する本格的な旅は、
ボーダーコリーの子犬、アンディが
私のところへ来てくれた時から始まりました。

生後2カ月でやってきたアンディは、
非常にエネルギッシュで繊細な子犬でした。

成長とともにアンディの世界が広がるにつれて、
行動面で様々な問題が浮上してきました。

様々な刺激(犬、猫、車など)に対して、
過剰に興奮するようになりました。

また、その一方で人工物などに対しては、
強い恐怖反応を示すことが目立つようになりました。

家ではゆったりとリードを弛ませて歩けるのに、
外へ出るとロケットのように急発進…

散歩中で犬や猫を見かけると、
まるで釣り上げた魚のように
興奮する日々が続きました。

また、アンディは行動面だけにとどまらず、
健康面においても大きな問題がありました。

彼は幼少期のころから、
頻繁に水下痢や血便を繰り返し、
太ることが出来ませんでした。

原因を探るために何度も検査を受け、
動物病院を巡りましたが、
結局のところ明確な原因や解決策は
見つかりませんでした。

獣医師から「そういう体質である」と言われたとき、
私は深く落胆しました。

しかし、そこからアンディとの挑戦が始まりました。

まずはアンディの健康面を改善するために、
動物の栄養学に関連するコースを
いくつも受講しました。

その結果、なぜ今までの方法が上手くいかなかったか
理解することができました。

南イリノイ大学の栄養学の認定を取得し、
バランスの良い手作り食に切り替えてから
アンディの健康状態は劇的に改善されました。

また、アンディの行動面においても、
動物行動学や応用行動分析学など
さまざまなコースを受講し、
その知識を通して、
問題を解決することができました。

アンディとの挑戦によって、
行動分野、栄養分野ともに
素晴らしいメンターとも出会うことができました。

人と動物の幸福を目指して

私の活動の最大の目的は、
人と動物が共に幸福に暮らせるようにすることです。

そのために、継続的に学習し、
情報をアップデートしています。

行動面においても栄養面においても、
科学的根拠に基づくとともに、
個別のニーズを考慮した
柔軟なアプローチをご提案しています。


みなさんと動物たちが
幸せな生活を送れますように!

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